Thursday, 19 December 2019

nepal diary part 8: gps survey

9/29 青空多めの曇り
540起床、GPS基地局スタート
600朝食、640GPS移動局スタート、645出発、740氷河脇


ダウラギリがチラリ

以下のメモでは98/99のステーク位置を「RS」とした。

98/99のステーク位置周辺は、2010年の観測で密に(GPS背負って)歩き回ったので、今回も「その辺」を歩けば2010と2019のGPSの軌跡=標高データがオーバーラップするだろう、と考えたわけ。

あと、ICIMODチームはステークに設置した年も情報として付け加えている。
このやり方は参考になる




こんな感じでステーク毎に5分くらいアンテナをおく

RS2通過
※RS1はすでに氷河が無くなっている。。
0748-0751 St1_2018 AH0.39
0752-0755 St1_2019 AH0.49
0808-0811 St2_2017 AH0.34
0812-0815 St2_2018 AH0.37
RS3通過
0835-0838 St3_2016 AH0.27
0839-0842 St3_2017 AH0.30
0843-0846 St3_2018 AH0.47
RS4-6通過
0942-0947 St6?_2013? AH0.27
1000-1014 GL-AWS AH0.24
RS7通過
1037-1040 St7_2015 AH0.33
1041-1044 St7_2019 AH0.33
RS8通過:クレバス脇
1107-1126 St8_2017 AH0.15


氷河とりつきポイント


cozyのお目付役はLhakpa

ちなみにシェルパ4人中3人がエベレスト登頂経験あり。しかも複数回。

PasangとDawaはこの春に話題になった、エベレストの大渋滞の現場にもいたんだそうな。

「あれは大変だった、、、クライアントはどんどん弱ってくし」としみじみ


前回とうって変わって良い天気で皆ご機嫌


ご機嫌すぎて踊っちゃうくらい


こちらが前年から稼働中の氷河上AWS。微妙に傾いて見えるけど、センサ類の水平はOKだった。単に写真のせい。


来し方を振り返る。


最上部のSt8


St8のすぐ上には大きなクレバスがある。2010はこれを迂回するのが大変だったけど、なんか小さくなった?単に雪で埋まってるだけ?


ここからGPS測量をTikaに交代
cozyとPasangはAWSメンテに向かう

Tika-Time:1134
Cozy-Time:1132
1131-1135 St8_2016 AH0.37
1158-1203 St6_2017 AH0.30
1219-1224 St5_2017 AH0.40
1224-1229 St5_2015 AH0.40
1239-1245 St4_2019 AH0.43
1245-1250 St4_2015 AH0.40
turn off

Tikaには基点のスタティックもお願いした。
BM-ICIMOD 1401-1425 AH0.62
continued to kinematic
BM74B 1433-1455 AH0.53
continued to kinematic
※連続測定したので一つのファイルになっている。後で解析時に分割する必要あり。
※※先週ようやく解析した


1210-1240 AWSメンテ。ここ数日でたまっていた氷水を捨てる。本体の水平に加え、バケツを受け止める部分の水平もとる必要があり、結構調整する。データはちゃんと取れていることを確認。


AWSサイトからの氷河




来年まで頑張ってちょ



氷河脇を歩いて1350BC帰着。我ながら早っ!!

これにて観測はほぼ予定通り終了
夕飯ダルバートタルカリ+アップルパイ!

1900暗くなってから迎えのロバ到着、すごい!

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