Thursday, 28 May 2020

nepal diary part 22: stake maintenance

10/31 晴れ、風強し
900st-1000C4-1120C3.5-1230C3-1500Camp4着
cozy, yota, gopal, phultembaでC4から下の三本のステークをメンテ



昨年のステークの位置をGPSで測り、







その間に、流動の分だけ上流に戻った場所に新しいステークを設置し、
新しいステークの位置もGPSで測り終えたら、

次のステークに向かって移動




Camp4から下流側の表面状態は年々悪化の一途




もう途方に暮れちゃうよね。




夏の間に発達した、深いキャニオンが帰路のルーファイの核心

今後cozy無しで来たときに誰がルート見るんだろう?


1630Camp5の偵察にいっていたakane, penba, dawa帰着。
クレバスというか谷を埋めた雪に何度も嵌まって大変だったとか

夕飯時に全体ミーティング

まず、akaneさんがこれまでの10年間、どんだけ今回のアイスコア掘削にかけてきたか、と熱い思いを語り、シェルパ達に協力を改めてお願いする。

当初の計画では、ヘリオペをする日にCamp4から出発するという、アクロバティックな案だったけど、penbaの強い意見でakane, penba, dawa, nimaの4名が翌日の11/1に先行してCamp5を設営し、宿泊を開始、ヘリポートを整備して11/2にヘリオペすることにする

Camp5にもっていく荷物の仕分けをしていて、スコップが無いことが発覚、akaneさんによると、ヘリ会社との打合せで「ヘリポートの整備は不要」と言われたので、スコップの類いはヘリでもってくる荷物に入れてある、とか。Camp3からガスの買い出しに降りたポーター達に不要な装備を預けたとき「デブリの掘り返し用ショベル」を一緒に下ろしちゃったのよねぇ〜

penbaがぶち切れてた(@ネパール語で)ので、cozyから平謝り(@ネパール語で)

後日akane談

結局、鍋の蓋とプラダンの端切れでヘリポート整備をし、

ヘリは無事ヘリポートは別のところにランディングしたそうな

まぁでも、雪用のスコップはあった方がいいよね


11/01 晴れ、風弱まる
940st-1025C4.5R-1223C4.5L-1330C5-1515Camp4着

我々は引き続きステークメンテナンス



Camp4より上流はだいぶ穏やかな表面












C4.5Rで測っていたGPSを置きっぱなしにして、C4.5Cから取りに戻ったりしたけど、時間がかかりすぎた。思い返すと2017も同じことして後悔したので今後またやってしまわないようにしなければ



なだらかになった、とかいいつつちょっと油断するとこれくらいのグチャグチャ地帯に迷い込んでしまう

Camp4に帰着後、gopalが翌日のヘリオペ待機要員としてCamp3へ下山。衛星携帯電話を託す。


と こ ろ で

Camp1でデブリの観測中、ヨーロッパのクライマー二人連れがふらりと来て「バッテリーが干上がっちゃって、、貸してくれない?」と、いやお前らダメって言ったらどう過ごすつもりだったのさ的なことを言ってきたのですが、予備のリチウムイオンバッテリはそこそこあるので、まぁ貸してあげたわけです。

後日、こんな記事を見かけ、その中の写真に見覚えが、、




ちょっと上流からの写真ですが、このピークですね。



記事だと10月には登っちゃってるので、この連中では無く、最後の方にちらりと触れられているスイスとフランスのチームかも


ちゅうか、このおっちゃんや

いずれにせよ、強者だった模様

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