Saturday, 15 April 2017

langtang paper accepted

罵詈雑言を投げかけられたランタン論文、案外あっさりと受理されました。

Editor Decision: Publish as is (12 Apr 2017) by Perry Bartelt
Comments to the Author:
Many thanks for the corrections to your paper. I was especially pleased to see the updated figures which provide a much better overview of the avalanche and deposition area.

I read the paper with the idea that some group will try to simulate the avalanche (including the powder blast). I believe this is possible with the description of the mass (and thermal energy) balance presented in the paper.

I hope the paper attracts some attention. Thank you, and all the best, Perry Bartelt




こう言ってはなんですが、結構頑張った、オレ







2015/4/25にゴルカ地震が発生して、

ランタンがエライことになっとる、と知り、

ボランティアに手を挙げて当時抱えていたこと全て放り投げて衛星解析して、
これはサイエンスに掲載

JpGUのドローンのセッションで「誰か協力してくれる人いませんか?」と声をかけ、

NIESのIさんとTMUのIさんと知り合い、

J-RAPIDに申請し、

夏の乗鞍でテストフライトをし、

ランタンで調査をし、

MacProで一ヶ月以上かけてPhotoScanの処理をして、

気象データをかき集め、

PDFとかコルモゴロフ–スミルノフ検定とか、さっぱり知らなかった統計を勉強し、
probability density function

キルギスの氷河上でも原稿を書き、

投稿したら罵詈雑言のコメントをくらって血圧上がり、
リンクはPDFへ直接行きます

共著者@カナダ&オランダになだめられつつ改訂し、
リプライの原案は超ケンカ腰だった

ようやく形となりました。

この辺の経緯は近々とあるニュースレターに掲載予定。



論文になるのはうれしいのですが、正直、災害絡みはシンドイですね。なんか他人の不幸で飯喰ってるみたいで。
災害プロパーの人たちはどう気持ちの整理をつけてるんでしょうか?



前に主著者として出版されたのが2014年、グリーンランド掘削中のことですから、もう二年も前のこと。
いかん、せめて毎年一本出したいのに。。。

さぁ、次は本来業務のアイスコアのネタだ。

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