Thursday 28 June 2018

visit kunming 1

お呼ばれで昆明にいってきました。以下メモ

中国入国はますます厳しくなっていて、自動指紋採り装置で指紋を全部とられる。なおかつ入国カウンターで再度確認までされる。

道路上至る所でフラッシュが焚かれていて、何かと思ったらスピード違反のチェックらしい。その瞬間のスピードではなく、ある区間のスピードを見てるみたい。フラッシュはどれくらいもつのだろう?スゴイコストがかかってそう。

ホテルのwifiを使っているとかなりの頻度で「portscanをブロックしました」というアラートが出る。ノートン先生ありがとう!

もちろんGoogle関連は全く利用できない。。と思っていたら、Google Earthは使えた。

会場の雲南大学は新キャンパスができていて、テーマパーク的に広々。デカイ池まであるし、構内にバスが走ってる。最初どこにいけば良いかわからず、道行く人にきくも誰も知らず。案内板もなくて運ちゃんが途方に暮れてた。
かつての八王子周辺みたいな位置づけのよう

キャンパス内ではなんとeduroamが使える。Googleは相変わらずダメ。

ここ最近「world class 44 universities」とかに選ばれたそうで、バブリーなんだそうな。日本と違って途中で予算を絞ったりしないところが素晴らしい。
最新の卓越大学院とか、最初から「途中で予算は無くなる」って開き直ってるくらいだしね。毒まんじゅうも極まれり

今回の会合はパキスタンと雲南大学のLさんとのプロジェクトのキックオフ会合。

内輪の事前打ち合わせで、プロジェクトの大元の概要説明が全部中国語で、パキスタン連中茫然。段取りイマイチ。

中国・パキスタンは対インド的な意味で連携しているようで、現地調査の許可もかなりスムーズに取得できる模様。一方で、長年活動していたドイツ人が最近出入り禁止になったとか。我々が参入した時にどうなるかは不明。パキスタンの治安は落ち着いているとのこと。

中国人による研究状況は結構進んでいる。氷河雪氷の絡む水文関係はもう敵わないんじゃないかな。

EUで学位取得したパキスタン連中の研究が想像以上に良くできていて驚いた。政府から「帰国後三年間は国の機関・大学に勤める」ことを条件に奨学金が出ていて、しかも、ある程度の成果を上げていたら自動的に准教授になれるとのこと。なんかブータンの水文気象局にいる、モチベーションの高い連中とイメージが重なる。一緒に研究したくなる。

初日のパーティでは、ハラール料理を準備しつつも、白酒もしっかり出てくる。二日目のパーティなんか、パキスタン連中抜きで乾杯三昧。オイオイ、お客を放っておいて良いのか?と人ごとながら心配になる。
二日目のパーティは予算執行機関のオエライさんを接待するのが目的だった模様


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