Wednesday, 30 May 2018

jpgu report #3

day 4

自分の発表の日、午前二コマ目のセッションなので、一コマ目は普段あまり聞かない古環境の話でも聞くか、と

古気候・古海洋変動のセッションへ
http://www.jpgu.org/meeting_2018/SessionList_jp/detail/M-IS10.html
※ゆっくりと、でも確実に発表件数が増えてきて、盛り上がってるよね古環境

んで、セッション開始前に内職でもしよか、、とカバンを開いたところ、、、、





PCが無いっ!!!

ホテルに取りに帰る時間も無いっ!激やばっ!

と焦りつつ、名古屋に連絡を取り、kakkaさん→sojiro経由で発表パワポを送ってもらう。

セッション中、無事受け取ったとのメールをもらうも、いくつか変更したいところもあり、二コマ目のセッションに合流してからの動きを脳内シミュレートしていて気もそぞろでした。

まぁそぞろっていた割りには質問とかしちゃったりしていたんですが。

長谷川さんは白亜紀後期のモンゴルの湖底堆積物に記録された太陽活動シグナル。聞くのは二度目だけど、だいぶ話がまとまってきた印象。かなりインパクトの大きい話なんじゃないでしょうか?出版されるのが楽しみ。

隅さんはご近所さん学生か。北米の湖底堆積物の解析。チャート層の形成がpH9!の高アルカリ環境って、そんなとこで繁殖できる藻類がいるんか~ 周期が軌道要素と相関があるのはいいのだけど、そのメカニズムは?
結構厳しいコメントが大御所から相次いで可哀想。時間稼ぎのお助け質問投下

後藤さんは海底コアのオスミウム同位体からの火山活動の見積り。業界では火成活動と言うらしい。17Maから14Maというえらい昔のこと。一緒に出たであろうCO2の量を見積もって、生態系へのインパクトを評価。この頃に種が急激に増えたのだと。おもろい

堀川さんは魚の骨のアパタイトのNd同位体から、15Maの温暖期の環境復元。NZ沖の海底コア。

伊左治さんは地中海塩分危機5.97-5.33Ma。当時の特殊な海水の成層構造環境下での岩塩と頁岩の互層形成について。窒素循環を絡めて。

セッション終了後、急いで発表現場に、、と思ったら彩子さんに捕まってしまう
すみません、話あんまりちゃんと聞いてませんでした

雪氷学
http://www.jpgu.org/meeting_2018/SessionList_jp/detail/A-CC28.html

会場に着いたものの、sojiroは最初の発表ということで既にPCは接続されていてアクセスできず。

sojiroと自分の間のネパール留学生の発表中に何とか直して発表を乗り切りました。

いや~実に危なかった
PC無いことに気付いた時の衝撃で0.05%頭髪減(当社比)


午後、ポスター会場をプラプラしたあと、再び古気候セッションへ。

加藤さんは重たい同位体が二つ集まった凝集同位体による温度復元。水の情報が不要で、炭酸塩の沈殿に有効とのこと。測定がかなりややこしい。

三宅さんはいつもの年輪14Cアノマリーの話。BC5480にも大きなイベント見つかった。是非ともアイスコアでも探すべき。と思ったら既に測定の申請もされているとのこと。さすが。

cozyも共著に入っているアカネさんの発表。詰めこみ過ぎな感じだけど、良い結果が出たようでなにより。

香港大の方の招待講演に対し、大御所が「あいつ(底生有孔虫のなんとか)は環境変動に強いくて、アントニオ猪木みたいなヤツだから」と、

JpGUでまさかのアントニオ猪木

明日につづく

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