みなさんあけおめ!
久々のブログ更新は、New Orleansで開催されたAGU Fall Meetingの覚書日記からいきます。
10Dec
レジストレーションと下見を兼ねて会場へ。でかいっ!なんと会場入り口から一番端の部屋まで1kmもある!翌日の大会初日には会場へ時間までにたどり着けない人が続出していた(笑
GlacierMIP
世界の氷河縮小で海水準がどれくらい上昇するか?という研究は、実はこれまでに片手で余るくらいしかやられていない。2021年に予定されているIPCC第6次報告書への貢献を目指して、いろんなモデルの相互比較をしよう、ということで立ち上げられたのがこのGlacierMIP。cozyは個人的には将来予測には研究としての魅力を感じていないのだけど※、仕切っているオネエさまのお誘いがあったのと腕試しを兼ねて参加することに。進捗とか、データ入手できなくて困っていることとか、今後のスケジュールなどについて話し合う。ウチらが案外進んでいることが判明してちょっとうれしい。
11Dec
C11E: Records of Post-LGM Antarctic Ice Sheet Contraction I
氷河関係のセッションは週の後半に集中しているので、どうしても聞きたい話はないのだけど、まずは耳慣らし。
その後、ポスター会場をうろうろ
C11A: Hydrology of Mountain Glaciers and Ice Sheets I Posters
C11B: Ice Sheet and Glacier Change: Integrating Instrumental, Geological, and Modelling Methods to Understand Ice Sheet and Glacier Evolution I Posters
C13A: Diagnosis of Hydrological Change in Cold Regions I Posters
C13F: Understanding Ice Sheet Surface Melt I Posters
の辺りを中心に見て回る。
夕飯は雪氷OGのsachioさんと
12 Dec
C21H: The Nye Lecture and Honored Member Presentations
講演に先立ち、セクハラに関する報告あり。みんなお盛んなことで。
C21H-01: Ice sheet climate modeling: past achievements, ongoing challenges, and future endeavors
J.Lenaerts
IACSのYoung Scientist AwardをもらったJanの講演。こいつスゲー引用数だなぁ~(嫉妬。我らがマー君にも頑張ってもらいたいもんだ。
C21H-02 Too Warm, Two Poles: Super Interglacial Teleconnections and Possible Dual Pole Ice Sheet Stability
J.Brigham-Grette
Rapid access drillとかの紹介もあり。日本隊も頑張れ~
C21H-03 The colors of icebergs (Invited)
SG.Warren
雪氷の放射伝達過程の大家による、氷山がひっくり返った時、底の色が緑色だったりするらしく、それが何なのか?を調べたお話。変化球系の研究で面白い。
C21H-04 Making up for lost snow: lessons from a warming Sierra Nevada (Invited)
RC.Bales
よく知らない人。ロッキーの積雪とかの話で集中が続かず時々気絶してしまう。
Walter、Philipと、ランタンの共同研究について打ち合わせ。PhotoScanの新たなテクを教えてもらう。「で、いつ頃までに論文にする?」とお腹が痛くなるようなことを聞いてくる。来年中にはなんとか、、、ね。
以下、午後のセッションでぼんやりと聞いていた話。完全にアウェーな分野なので知り合いもおらずちと寂しい。
C22A: Hydrology of Mountain Glaciers and Ice Sheets II
C22A-05: Temporal variations in the relationship between surface speed and modeled effective pressure on the western margin of the Greenland Ice Sheet
L.Stevens
C22A-06: Spatiotemporal Variability of Meltwater Refreezing in Southwest Greenland Ice Sheet Firn
AK.Rennermalm
C22A-07: Can nanotechnology help advance glaciological research? (Invited)
HE.Dahlke
C22A-08: Geophysical Investigations of Hypersaline Subglacial Water Systems in the Canadian Arctic: A Planetary Analog
C23D: Ice Sheet and Glacier Change: Integrating Instrumental, Geological, and Modeling Methods to Understand Ice Sheet and Glacier Evolution II
C24C: Understanding Ice Sheet Surface Melt II
夕食は全体のレセプション。AGUのレセプションは初めて参加したけど、スゲー大規模。七月の昆明でのTPE Workshopで知り合った、cozyにとってはクライミング方面でのレジェント、Jeff Dozierと再会。気さくかつ顔が広い人で、通りがかった人と挨拶する度にcozyのことも紹介してくれる。流れでメールのやりとりだけしたことのあるThomas Painterと初めてあえる。なぜか子どもの思春期ネタで盛り上がる。後半はETH/Utrechtチームに合流。
久々のブログ更新は、New Orleansで開催されたAGU Fall Meetingの覚書日記からいきます。
10Dec
レジストレーションと下見を兼ねて会場へ。でかいっ!なんと会場入り口から一番端の部屋まで1kmもある!翌日の大会初日には会場へ時間までにたどり着けない人が続出していた(笑
GlacierMIP
世界の氷河縮小で海水準がどれくらい上昇するか?という研究は、実はこれまでに片手で余るくらいしかやられていない。2021年に予定されているIPCC第6次報告書への貢献を目指して、いろんなモデルの相互比較をしよう、ということで立ち上げられたのがこのGlacierMIP。cozyは個人的には将来予測には研究としての魅力を感じていないのだけど※、仕切っているオネエさまのお誘いがあったのと腕試しを兼ねて参加することに。進捗とか、データ入手できなくて困っていることとか、今後のスケジュールなどについて話し合う。ウチらが案外進んでいることが判明してちょっとうれしい。
11Dec
C11E: Records of Post-LGM Antarctic Ice Sheet Contraction I
氷河関係のセッションは週の後半に集中しているので、どうしても聞きたい話はないのだけど、まずは耳慣らし。
その後、ポスター会場をうろうろ
C11A: Hydrology of Mountain Glaciers and Ice Sheets I Posters
C11B: Ice Sheet and Glacier Change: Integrating Instrumental, Geological, and Modelling Methods to Understand Ice Sheet and Glacier Evolution I Posters
C13A: Diagnosis of Hydrological Change in Cold Regions I Posters
C13F: Understanding Ice Sheet Surface Melt I Posters
の辺りを中心に見て回る。
夕飯は雪氷OGのsachioさんと
12 Dec
C21H: The Nye Lecture and Honored Member Presentations
講演に先立ち、セクハラに関する報告あり。みんなお盛んなことで。
C21H-01: Ice sheet climate modeling: past achievements, ongoing challenges, and future endeavors
J.Lenaerts
IACSのYoung Scientist AwardをもらったJanの講演。こいつスゲー引用数だなぁ~(嫉妬。我らがマー君にも頑張ってもらいたいもんだ。
C21H-02 Too Warm, Two Poles: Super Interglacial Teleconnections and Possible Dual Pole Ice Sheet Stability
J.Brigham-Grette
Rapid access drillとかの紹介もあり。日本隊も頑張れ~
C21H-03 The colors of icebergs (Invited)
SG.Warren
雪氷の放射伝達過程の大家による、氷山がひっくり返った時、底の色が緑色だったりするらしく、それが何なのか?を調べたお話。変化球系の研究で面白い。
C21H-04 Making up for lost snow: lessons from a warming Sierra Nevada (Invited)
RC.Bales
よく知らない人。ロッキーの積雪とかの話で集中が続かず時々気絶してしまう。
Walter、Philipと、ランタンの共同研究について打ち合わせ。PhotoScanの新たなテクを教えてもらう。「で、いつ頃までに論文にする?」とお腹が痛くなるようなことを聞いてくる。来年中にはなんとか、、、ね。
以下、午後のセッションでぼんやりと聞いていた話。完全にアウェーな分野なので知り合いもおらずちと寂しい。
C22A: Hydrology of Mountain Glaciers and Ice Sheets II
C22A-05: Temporal variations in the relationship between surface speed and modeled effective pressure on the western margin of the Greenland Ice Sheet
L.Stevens
C22A-06: Spatiotemporal Variability of Meltwater Refreezing in Southwest Greenland Ice Sheet Firn
AK.Rennermalm
C22A-07: Can nanotechnology help advance glaciological research? (Invited)
HE.Dahlke
C22A-08: Geophysical Investigations of Hypersaline Subglacial Water Systems in the Canadian Arctic: A Planetary Analog
C23D: Ice Sheet and Glacier Change: Integrating Instrumental, Geological, and Modeling Methods to Understand Ice Sheet and Glacier Evolution II
C24C: Understanding Ice Sheet Surface Melt II
夕食は全体のレセプション。AGUのレセプションは初めて参加したけど、スゲー大規模。七月の昆明でのTPE Workshopで知り合った、cozyにとってはクライミング方面でのレジェント、Jeff Dozierと再会。気さくかつ顔が広い人で、通りがかった人と挨拶する度にcozyのことも紹介してくれる。流れでメールのやりとりだけしたことのあるThomas Painterと初めてあえる。なぜか子どもの思春期ネタで盛り上がる。後半はETH/Utrechtチームに合流。
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