タジク大統領をはじめ、UNESCO、アジア開発銀行、WMOのトップや国連の副事務総長、各国の副首相級のおエライさんが次から次へと登壇し、皆口をそろえて「気候変動えらいこっちゃ!氷河が消える!大ごとや!モニタリングや研究にサポートせないかん!」と。朝から昼過ぎまで延々聞かされる。
※みんなお偉いさんだから時間守らないことったらもー
この全世界的に「氷河超大事」な状況にもかかわらず、ワイの来年の観測の赤字が確定してるのは何故なのか?
ランチのアナウンスがなく昼飯を食い損ねてしまい、お茶菓子でなんとか凌ぐ。
(ワイの登壇は翌日なので、その参考にすべく)午後は、パネルディスカッションを見学。MariaとかMiriamとか、久しぶりの知人にも会えてよかった。
こういう様式がスタンダードな模様
夕食はEvanに誘われてスイス関係者とご一緒。NYステーキ最高であった。
で、パネルディスカッション
話を振られて
「各国の代表者がこんなにも氷河観測の支援を表明してくれて、来年から予算の心配をしなくてよいね!」と言わんでもいい皮肉を言ってしまう。
まぁ期待されていた最低限の役割はこなせたかな、と
一緒にキルギスやモンゴルの氷河流出についてモデル開発をしたSanjay君曰く、「帰国してからこんな感じの会議に5回くらい参加したけど、「山岳環境」とか、「水資源管理」とかのテーマで、集まってる顔ぶれはいっつも一緒」だとのこと。これらの会議で延々と同じことをしゃべっている各国のおエライさんとその随行員の旅費(きっとファースト&ビジネスクラス)を積算したら、世界の氷河のモニタリングを十年間くらいまかなえるのではないだろうか?
「国連関係の、これまで氷河と何の所縁もなかった人たちが「氷河」というものを認識し、普通に話題にするようになったこの状況が大事」(Evan)ということはわからんでもないのだけど、なんともモヤモヤ
夕食はこの春からタジクの大学に職をゲットしたDenisとローカルフードを楽しむ。
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