Wednesday, 4 April 2018

Avalanche experiment in Niseko part1

こんにちは M2のheroです。

学部4年生の頃から雪氷圏研究室にお世話になっておりましたが、satu君等の優秀なブログ執筆者がいるため、これまでブログを執筆することがありませんでした。
このたびcozy先生からレポートの指令を受けましたので、3/21~3/25にかけて行われたニセコにおける雪崩実験のレポートを2部に分けてお伝えします。

参加者は名古屋大学からnishi先生、cozy先生、Dieterさん、Cristina、sojiさん、自分という雪氷研のほぼフルメンバー。これに加えて様々な機関から総勢20名ほどが集まりました。


3/21(1日目)
名古屋からニセコへと移動

名古屋はあいにくの大雨。研究室に荷物を取りに行くと、スーツケースはビチョビチョ。荷造りにも手間取り、予定していた電車にも乗れず、先生方を心配させてしまう失態を犯してしまいました・・・。
ドローンは預け入れの際に大変時間がかかるので、ドローン使いの皆さんはお気をつけ下さい。

しかし、北海道は快晴!
羊蹄山がキレイに見えました。(DieterさんとCristinaに富士山を見せてあげようと富士山側の座席を取ってあげたら、天気が悪くて全く見えず、自分の方だけ景色を楽しんだのも失態ですね。)

新千歳到着後はcozy先生の運転によりニセコへ。前回立山に赴いた時も感じたのですが、今後は若者向けの音楽を持参しようと思いました。
某アイドルグループに関しての勉強が必要でした。精進します。

夜はニセコでの定宿に宿泊。温泉を楽しみ、前座飲み会でした。
相変わらず飲むペースが早い早い。すごい勢いでお酒が消えていきました。

3/22(2日目)
実験打ち合わせ及び測器の設置

翌日は朝から実験の打ち合わせを行い、計測機器を設置しました(通称タワー)。
実験を行うのはスキー場の近傍の沢。上部に見えるリフトの支柱の下部で爆破を行い、人工的に雪崩を発生させます。
この沢の真ん中にタワーを設置するのですが、どうやって行くのか。答えは簡単です。

スキーです。
上からの画像がこちら
崖です。正直。
自分のスキー歴は小学校6年間程度。同行者やスキーパトロールの方にはさぞ心配されたと思いますが、なんとか降りてくることが出来ました。
みなさん、スキーが上手い。雪氷研たるものスキーは出来るようにならねばと感じたので、次の冬には練習します・・・

nishi先生、sojiさん、自分はタワー等の設置を、cozy先生、dieterさん、cristinaは沢の対岸にてレーダ等の機器設置を行いました。

沢の中央部にメインのタワーを設置、そこから30mほどケーブルを伸ばし、データロガーをセットします。しかし、ケーブルが雪面に出ていると雪崩によって断線する恐れがあります。

だから、
埋めました。ケーブルを。雪の中に。
なかなか重労働でしたね。この急斜面にて雪を掘るのは。

その後所用にて斜面を登っていると、sojiさんから一言。
「今からそこでドローン飛ばすから、離発着所作って」

急傾斜×道具なし×経験なし
三重苦のなか、なんとかやり遂げました。
ドローンをキャッチするという大役も果たすことが出来ました。思っていたよりもドローンのプロペラの回転は早く、本体も振動していて、少し恐怖しました。

そうこうしてるとランチタイムが過ぎ去っていたので、この日の昼食は近所の牧場でのアイスクリームやシュークリームになりました。
さすが、北海道。絶品でした。

夜には、前日より多くの人をお招きして、飲み会です。しっかりと英気を養うことが出来ました。

3/23(3日目)
ニセコ雪崩実験

この日は朝から前日の観測装置の設置の続きを行いました。早朝から問題が発生していて、ニセコ↔札幌という長旅を行った方もおられましたが、なんとか実験にこぎつけることが出来ました。

雪崩実験の際の観測場所は基本的には沢の上流です。その場所から見た画像がこちら。
はるか下にオレンジ色に見えるものが、データロガーの設置してあるテントで、その左に小さく見えるものが、タワーです。nishi先生やsojiさんはテントから更に右に離れた安全な場所で待機しておられます。

気になる実験の模様、そしてその結果についてはpart2でお伝えします!

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