Wednesday, 22 August 2018

flying tent

ドイツの音楽フェス「Parookaville 2018」の会場だそうです。



それにしてもよーけ飛んでます。



これを観てたら昔いったロシアのベルーハ山での観測を思い出した。






雲のたなびいているとんがった山がアルタイ山脈最高峰のベルーハ山。スイスチームは2001年に写真中央のコルで掘削。USA-JPNのチームは2001年と2002年の偵察を経て2003年に右のプラトーにて掘削。(後ろの山の雪面と重なっていて見づらいかも)

cozyは2001年、2002年の偵察をしたのだけど、南極ドームふじでの越冬に参加することになり、2003年は不参加。



2001年、ヘリが何度か往復し、プラトーに荷物と人が集結したところ。この後、各自のテントを設営している時にマッツンの

「あぁっ!!」

という叫び声が上が!振り返ると上の動画のように一つのテントがくるくると旋回してた。。。

風に流されたテントが飛んでいった先は、、、





そう、高低差1000mの絶壁。

出身ガクブはどちら?

山岳部です!

と、久々の本格的山屋として入学してきたマッツンですが、この一件で評価がダダ下がり。
1000mどころの話じゃない

結局もう一人のM1のテントに転がり込んでました。
ちょっと広めのテントは必須だね

あっ、マッツンは今では立派な山岳ガイドですっ!
フォローになってないって?

が、この時は天気が非常に悪く、約十日間の滞在中、晴れたのは一日半と帰る日のみ。居住テントは次々につぶれ、cozy以外は雪洞生活を送ってました。



cozyは湿気た雪洞(の長期滞在)はきらいだったので、毎晩こまめに除雪していたおかげで唯一テント生活を完遂。最終的にほぼ穴蔵でしたけど。




この悪天候のインパクトは大きく、山屋でない方のM1はその後退学、USAから来ていたメンバーの二人も「もう二度とごめん」と翌年以降の参加をキャンセルしてしまいました。

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