Tuesday, 31 January 2017

acclimatization one

先々週、ドイツの輸送業者とすったもんだの末、キルギスでとってきたアイスコアが日本に戻ってきました。
おかげで財布が真っ赤っか

で、キルギス。なんとか記憶をたぐり寄せて掘削の様子をご紹介。


順化中の行動範囲 (25-31 July)


一番北のLenin Base Campが当面の拠点。ここで高い標高=薄い空気に慣れる必要があります。





到着翌日(7/25)、朝いきなり「カーシャ」が出てきて、改めて旧ソ連圏に来たことを実感。

「ビシュケクからのトラックが到着するかもしれないので、お前らだけで行ってきて」

と、日本人メンバーだけで軽く途中の岡までお散歩へ。



キャンプから広々とした河原(の跡)を歩き出したところ。右側の一番高いところがレーニン峰。今日はその下にある峠まで。

日本人メンバーだけで歩き出して、いきなりどこに向かえばわからずキャンプのおねぇさんに聞くも、

「バイトできてるのでわかんない」

まぁそんなもんか。山登りに来ている連中はちゃんとわかってるか、ガイドが付いてるもんね。我々もいい加減なもんだ。

オーナーの奥さんらしき人に道を聞いてGo


ヤクがいて、ヒマラヤっぽい。


スパッと地面の色が変わっていて面白い。これのせいで川の色は真っ赤っか。


赤い斜面を登る。ザレザレで歩きにくい。


cozyは5月にヒマラヤへ行っているので、調子は上々。キャンプ方面を見る。


レーニン峰はあいにく雲の中。

この日はここまで。お昼までにキャンプへ戻る。お昼はなかなかしっかりした料理で大満足。

夕方にはトラックも到着。みんなで荷下し。


7/26にはメンバー全員でキャンプからレーニン峰を見て右手にある尾根を登ることに。


他のパーティも相前後して、大行列に。


下流方向を見る。多分、最終氷期に形成されたモレーン。池がたくさん点在している。


尾根をひとしきり登ったところ。暇を持て余してやることは万国共通。


キャンプと反対側の谷は、なかなかのデブリ氷河。


氷河、ではあるけど、質量収支の観測とかは無理だなぁ〜


千葉大チームは生物用のサンプリングに余念がありません。ちゃんとサンプリングキットを持ってきてるのはエライ。


takeちゃんセンセイが大好きな「赤雪」があってウハウハ。


これ以上行くと岩場が出てきそうなところまで行って、手前に写っている急斜面を降りてキャンプへ戻る。

キャンプ直前の増水した川を渡るときに、kenちゃんがガイドに無理なアシスト(というか、引っ張られて)頭に軽傷を負うアクシデント。


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