複数年の自動ダウンロードの前に、「ERA5の標高データ」を入手します。標高の補正に必要なことと、ERA5の座標系がトリッキーなことを確認するために必要です。
どこにあるか?ですが、
前回参照した「Monthly single level」の
「Variable → Other」の中の「Geopotential」
です。「Year」「Month」「Time」はどれか一つだけ選び、APIコードを生成して前回と同じようにダウンロードしておきます。「Geographical area」は「Whole available region」、つまり全球を入手しておきましょう。下記の説明書きにもあるとおり、この要素は時間変化しないので、一度入手しておけば使いまわしができます。ファイル名はお好きなように。
「Elevationじゃないの?」と思った人は良く気づきました。早速、ページの上に戻り、「Overview」のタグを選択し、「Geopotential」で検索してみましょう。
単位とともにどういうパラメータかについての説明がありますね。最後の三行に「地表面標高は重力加速度で割れば得られる。」とあり、重力加速度の値まで提供されています。つまり、NetCDFに入っているのは標高そのものではないので、9.80665で割る必要がある、ということです。
お次はPythonでNetCDFファイルの中身を見ていくことにします。
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