Wednesday, 16 March 2016

a big fight

最近きた論文アラートで、さりげなく激闘が繰り広げられていたのを見つけました。

そもそもの発端はこちらの論文

The Carrington event not observed in most ice core nitrate records in GRL 2012

いろんなコアを使っていることもあるんでしょうが、大御所だらけ。。。

この論文が、和光方面の超新星ネタを先んじて打ちのめしに来たのかどうかはわかりませんが、まぁ、記録のある中で最大の太陽プロトンイベント(SPE)が、アイスコアには残ってねぇ~よ、というお話。


これに対して、たぶん太陽の研究者グループが昨年出した論文がこちら

Low time resolution analysis of polar ice cores cannot detect impulsive nitrate events in JGR-space

「そりゃそうだ、だって解像度が悪いんだから」と批判してます。ちゃんと連続融解解析システム(CFA)の影響も指摘していて、アイスコア分析の最先端も把握しているようです。


んでもって、黙ってられないのが元論文の大御所達

Comment on “Low time resolution analysis of polar ice cores cannot detect impulsive nitrate events” by D.F. Smart et al. in JGR-space

「なんじゃわれ~!」と怒濤のコメント。海塩好きなエリック爺さんらしく、スパイク状のシグナルは海塩起源や!と。
エリックさんのクイーンズ英語、全然聞き取れないんすよね。


噛みついた手前、黙っているわけにはいかないので、ちゃんと反論の反論もなされております。

Reply to comment by E. W. Wolff et al. on “Low time resolution analysis of polar ice cores cannot detect impulsive nitrate events” in JGR-space

怯むことなく闘っております。


科学の王道って感じですね。自分が参戦する気にはならないけど。


ゴジラ対キングギドラ的な闘いの中、両者とも

「アイスコアにSPEはねーよ」

って点では同じ主張のように見えますが、和光方面はどうやって超新星と太陽の11年周期ネタを主張していくんでしょうか?
cozyはぼんやり見物ってことで、(オイ!

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